家にいたくない人ブログ

キャンプ、旅行のオススメと、ときどき雑記帳

北海道 2日目! 礼文島 ⇒ 桃岩荘の旅 ~エキセントリックなお客たち~

さぁ、北海道2日目!

今日は稚内からフェリーに乗り、礼文島にやってきました。
ここには日本3大バカユースホステルのうちの1つ、「桃岩荘」があります。

桃岩荘って何?って人は下記を参照ください。

 

ja.wikipedia.org


フェリーターミナルに到着するとこのように熱烈歓迎を受けます!

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香深港フェリーターミナルでのお出迎え

 

フェリーの時刻と運賃はこちらから

www.heartlandferry.jp

そこから宿泊者はマイクロバス、もしくはトラックに乗って移動します。
このトラックの名前はブルーサンダー号エース!最新のテクノロジーを搭載した音声認識機能が搭載されており、全員で叫ばないと起動しません。「発車オーーーーライ!!!!!!」2~3回目の絶叫でようやくエンジンスタート。港から出発します。ここで、港に到着した人数が多い場合は常連さんはマイクロバス、初心者さんはブルーサンダー号エースでの洗礼を受けるわけです。

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ブルーサンダー号エースと旗

港をしゅっぱつしてから、途中、桃岩トンネルに差し掛かります。そこでヘルパーさん(スタッフの呼び名)の説明が入ります。「このトンネルで、“知性””教養”“羞恥心”を捨ててください。帰りにまた拾って帰ってください。」とのことでした。たまに“品性”を捨ててる人もいるようです。さらに桃岩時間という日本時間と30分時差がここで発生するそうです。昔は腕時計をいじるだけでしたが今は携帯が自動で時刻補正してしまうのでなかなかやっかいでした。

そしていよいよ桃岩荘に到着です。

 

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桃岩荘入り口



到着するころはこのように歓迎を受けます。玄関を入る時も決まりがあり、元気よく「ただいま!」ということになっています。そうするとこのようにヘルパーさんや宿泊者さん達から「おっかえり~!」と返ってきます。けっこうびっくりしますが、この雰囲気が良くてハマる人も多いようです。

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熱烈歓迎@桃岩荘

さて、到着してからはチェックインです。カウンターで連泊であっても1泊ずつの支払いをしていきます。その時、朝食が必要かなどを確認した後ユースホステル内部の説明が待っています。洗面所、トイレ、風呂、ごみの捨て方などがありますが、風呂はなんと混浴です!ただし完全ではなく、「女湯」と「混浴」との分類だそうです。まぁ、入ってくる人はいないので実質男湯ですね・・・。


ここで、桃岩荘のデータです。

桃岩荘
電話番号:0163-86-1421(予約は電話のみ)
住所:北海道礼文郡礼文町香深
宿泊形態:ユースホステル
ふろ共同、トイレ共同、寝場所はベッド1つ
夕飯なし(売店レトルトカレー、レトルトご飯、カップ麺、お菓子の販売あり)
禁酒・禁煙!(ただし喫煙は外でできます)
お酒の販売がないのと、内部での飲酒は禁止なのでどうしても飲みたい人は外に出て飲んでくるしかないです。

安宿に慣れている人は気にならないと思いますが、ホテルや旅館に慣れている人はプライバシーのなさとセキュリティーが気になるかと思われます。でも、それ以上に素敵な場所ですので楽しめると思います。

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猫岩

猫岩も見れます!

 

夜には「ミーティング」という名の歌って踊るイベントが毎晩開催されます。

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ミーティングの様子

タイミングによっては宿泊者の飛び入り参加も可能です。全員シラフでの参加になるので異様な感じですが、そこがまた魅力なのかもしれません。
ミーティング終了後は、風呂の時間も短いですし、何より「愛とロマンの8時間コース」の説明が食堂で始まります。その昔、8時間かけてトレッキングを通して愛とロマンが生まれるとのことですが、過去の事故などによりルート変更が入り、現在到底8時間では歩けないコースとなっています。詳細については別記事にて!